みんなで考えてみよう!これからの日本!
参院選も終わりましたね。
その参院選が始まる前に、自民党の安倍さんが、テレビで「日本は今、前進しています!」と声高に言ってました。聞き覚えのある人も多いはずです。
そこで自分は??と思いました。
前進とはどういう意味なんだ?って。
みなさんもご存知のとおり今の日本経済は完全に停滞しています。
安倍さんの言っている「前進」とはどういう意味なんだ??ってとても気になりました。
そこでいろいろ調べてみた結果、その「前進」はわかりませんでした!
でも、他の世の中のことがいろいろとわかってきたのでここで紹介させていただきます。
まずは現在の安倍政権のアベノミクスから見ていきましょう。
アベノミクスとは?
アベノミクスとは安倍晋三さんの政策で、1980年代のレーガン大統領のレーガノミクス政策になぞらえた造語です。
このアベノミクスの政策とは3本の矢からできています。
1 財政出動
公共事業を拡大し、雇用者を増やし景気回復を狙う。
2 金融緩和
今はデフレの時代。インフレにもっていくには市場にお金を増やすことが大事。
そこで、金利を緩和し、銀行側でどんどん消費者にお金をまわして使ってもらうよ
うにする。要は世の中に出回るお金を増やし、景気を回復しましょうってこと。
(限定的ですがマイナス0金利政策もきましたね。)
3 成長戦略
これが最後の矢で、経済を成長させましょう。ってことです。GoogleやFacebook
のような新しい企業が日本から出てくることを意図したものです。
と、ざっくりこんな感じです。ただ、3本目の矢、成長戦略については具体的な案はまだありません。
そして、今日、日本における根本的な体制である資本主義体制を見ていきましょう。
資本主義体制とは?
資本主義とは現代では日本をはじめ、アメリカ、欧州各国などの先進国の多くの国で採用されている経済システムです。
これは、自由競争により利益を追求して経済活動を行えば、社会全体の利益も増大していくという考え方です。
お店や企業は商品やサービスを作る際に必要な生産手段の土地、工場、機械を私有できます。(私有財産制)
また、生産手段を持たない労働者は労働することによって資本家からお金をもらいます。
ざっくりいうとこんな感じです。
現在をみてみると....
アベノミクスも日本の資本主義もなんとなくわかった。
そして、ちょっとまてよと思いました。
世界を見回すと、日本やアメリカなどの先進国は軒並み経済延び悩みじゃないかと。
そしてどこも格差社会だし金融緩和なんて先進国はほとんどどこもやってるじゃないか。
なんだか不安になって調べてみました。
そもそもこの「資本主義体制」の構造は欠陥があることがわかりました。生まれた時からずっと資本主義体制の中で生きてたので何の疑問もありませんでしたが。
その欠点とは、ざっくりいうとお店や企業(資本家)の独占場で、お金持ってる人はさらにお金持ちに、お金持ってない労働者階級はもっとお金がないといった利益重視型の競争社会による格差社会ができる。
そして、もうこの「資本主義」はピークまで来てるんじゃないか。
それはもう話した経済の停滞、格差社会(アメリカほどじゃないにしろ。)、何の決定打のないままとりあえずお金を市場にまわしましょう。ってことの金融緩和から。
戦後、急スピードで発展していった結果、今日のような高度な経済社会が形成されました。
そんなことから資本主義って成功したモデルって言われますけど、いつまでも勢いよく成長していくのは困難で、資本主義の終わりが見えてきた感があります。
また、アベノミクスってのは根本的にこの「資本主義社会」前提の政策です。
(今までの政策ではもうおわかりのとおり、一般の人にとっては何も恩恵ありませんでした。一部の資産家を肥やしただけでした。)
手をつけられない状態にまでなった日本の資本主義社会に改良を加えようってことです。
しかし、こんな問題だらけの体制から日本はもう根本的に資本主義から変わっていくべきなんじゃないでしょうか。
(だからといって社会主義にしましょうって言ってるわけじゃないです。)
いや、変わるべきなのです。もう資本主義の限界まできているのですから。
アベノミクスうんぬんよりまず先にこの資本主義という構造からどのように変化させていくのかを決めるのが急務なのではと思います。
テレビでは先行き不透明とか不況とか言って無駄に視聴者をあおりますが、本当に将来の日本を考えて向き合い考えていくべきなんじゃないでしょうか。
にほんブログ村のランキングに参加しています。良かったらクリックお願いします。
にほんブログ村
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?